Museが思った通りに動かないときは、まず「アクティビティログ」で実際に何をしたかを確認し、止めたい操作はチャットで頼みます。おかしな動きが続くときは、アプリやウェブ版の「問題を報告」からMetaに知らせられます。この記事では、Metaの公式ヘルプセンターをもとに、困ったときの対処法を整理します(2026年10月時点、米国版の情報です)。
結論:「確認する → 止める → 見直す → 報告する」の順で対処
Museとは、Metaが提供する「パーソナルAIエージェント(代わりに作業してくれるAI)」です。Metaヘルプセンターは、Museが間違えたり予想外の動きをしたりすることがあると説明しています。そのうえで、行動を導き、承認するのは利用者だとしています。
困ったときにできることは、次のとおりです(Metaヘルプセンターより)。
| 困りごと | 対処法 |
|---|---|
| 何をしたかわからない | アシスタントのアイコン →「アクティビティログ」で確認 |
| 実行中の操作を止めたい | チャットで止めるよう頼む(取り消せない操作もある) |
| 同じ間違いを繰り返す | 承認設定を「常に確認」にする/間違いをすぐ伝える/「忘れて」と頼む |
| 連携サービスがおかしい | 「設定」→「コネクター」から切断 |
| 利用の上限に達した | リセットを待つか、有料プランにする |
| すべてやり直したい | 「設定」→「データコントロール」→「Museをリセット」(元に戻せない) |
| 予期しない・不審な動き | 「問題を報告」からMetaに知らせる |
Museの基本は「Museとは?」、承認の仕組みは「Museの承認設定とは?」で解説しています。
Museが何をしたか確認するには?(アクティビティログ)
Metaヘルプセンターによると、Museの作業状況は、画面上部のアシスタントのアバター(アイコン)にリアルタイムで表示されます。
- 画面上部のアシスタントのアイコンをタップする
- 「アクティビティログ」を開く
- Museが実行した操作と、自分が与えた許可を時系列で確認する
同じアイコンから「今後の予定」を開くと、日時を指定したタスクやリマインダーも確認できます。【スクショ:アクティビティログの画面】後日追加
Museの答え(「〜しか見ていません」など)だけで判断せず、アクティビティログで実際の動きを確かめるのが安心です。
実行中の操作を止めたい・取り消したいときは?
Metaヘルプセンターによると、ウェブサイトの読み込みや、購入前の価格比較などの操作は、チャットでMuseに頼むと取り消したり止めたりできます。たとえば「その作業は止めて」のように伝えます(指示文(プロンプト)の例は当サイトの作例です)。
ただし、メールの送信など、一部の操作は取り消せません。Museは大事な操作の前に確認を求めるので、確認画面で内容をよく見てから許可しましょう。許可する前に「タスクの詳細を見る」で中身を確かめられます(Metaヘルプセンターより)。
Museが同じ間違いを繰り返すときは?
Metaヘルプセンターは、間違いへの備えとして次のことをすすめています。
- リスクの低い作業から試す:支払いや送信が関わる作業は、慣れてから
- 回答の情報源を尋ねる:「どこで調べた情報?」と聞いて確かめる
- 間違いはすぐ伝えて直す:送った相手など第三者との間で起きた間違いの修正も、利用者の責任とされています
あわせて、次の設定も使えます。
- 承認設定を厳しくする:「設定」→「アクセス許可」で「常に確認」にすると、操作の前に毎回確認が入ります(詳しくは「Museの承認設定とは?」)
- 間違った情報を忘れさせる:Museに「さっきの話は忘れて」のように頼むと、特定の話題ややり取りを記憶から外せます。Museが何を覚えているかは、Museに直接聞くか、MEMORY.md などのファイルで確認できます(詳しくは「Museの履歴の消し方」)
連携サービス(コネクター)の動きがおかしいときは?
Metaヘルプセンターによると、コネクターは「設定」→「コネクター」からいつでも切断できます。切断すると、Museとそのサービスの間のデータのやり取りは止まります。
ただし、切断する前にMuseが処理した情報は、Museの記憶や会話履歴に残る場合があります。気になるときは、そのやり取りを忘れるようMuseに頼みましょう。
注意したい点は次の2つです。
- Facebook・Instagram・Threadsは、同じアカウントセンターにあれば自動でつながります。この3つはアカウントセンターで管理します
- AppleのヘルスケアやAndroidのSMSなど、スマホ側の情報へのアクセスは、スマホの設定で管理できます
連携の一覧は「Museと連携できるサービス一覧【米国版】」にまとめています。
利用の上限に達して使えないときは?
Metaヘルプセンターによると、Museは一定の利用量までは無料で使えます。上限に達したら、有料プランにアップグレードするか、上限がリセットされるまで待ちます(米国版、2026年10月時点)。
有料プランは「Power」(月20ドル)と「Max」(月100ドル)の2つです。詳しくは「Museの料金は?」をご覧ください。
すべてをやり直したいときは?(リセット)
Metaヘルプセンターによると、次の手順でMuseを元の状態に戻せます。
- 「設定」を開く
- 「データコントロール」→「Museをリセット」を選ぶ
- 画面の案内に沿って進め、「リセット」をタップして確定する
チャット履歴、ファイル、進行中のタスクなど、Museの情報がすべて削除されます。**元に戻すことはできません。**残したいデータがあれば、先に「設定」→「データコントロール」→「Museのデータをダウンロード」で保存しておきましょう。手順の詳細は「Museの履歴の消し方・アカウントの削除方法」で解説しています。
おかしな動きはどこに報告する?(問題を報告)
Metaヘルプセンターは、Museが予期しない動きや不審な動きをしたときは、Metaに報告するようすすめています。報告の方法は次のとおりです(ヘルプセンター日本語版の表記)。
ウェブ版(muse.ai)
- 左下の「設定」をクリックする
- 「問題を報告」を選ぶ
アプリ
- スマホを振って報告シートを開き、「報告を送信」を選んでフォームに入力し、「送信」を選ぶ
- または、「チャット」タブ → 左上のメニューアイコン →「設定」→「問題を報告」
【スクショ:問題を報告の画面】後日追加
なお、セキュリティ上の欠陥については、Metaにバグ報奨金制度(脆弱性を報告した人に報奨金を払う制度)があります。2026年9月には、外部の研究者がこの制度を通じてMuseの欠陥を報告したとロイターが報じています(The Informationの報道として)。
アプリが固まる・ログインが切れるときは?
2026年10月時点で、アプリが固まる、ログインが切れるといった動作不良への具体的な手順は、Museの公式ヘルプには見当たりませんでした。続く場合は、上の「問題を報告」から知らせるのが公式の案内に沿った方法です。
参考までに、ロイターは2026年9月8日、提供開始前の社内テストで「何度もログアウトされる」「監視の作業が途中で止まる」といった声が社員から出ていたと報じています。これは提供開始前の社内の話で、Metaはこの個別の件にはコメントしていません。
安全面の仕組みは「Museの安全の仕組みとは?」、過去に報じられたプライバシーの問題は「Museはプライバシー大丈夫?」で解説しています。
日本ではどうなる?
Museは2026年10月23日に日本でも提供が始まりました(Meta公式Newsroom日本語版)。詳しくは「Museが日本で提供開始」、始め方は「日本でのMuseの始め方」をご覧ください。
この記事の画面名や手順は、米国版のヘルプセンター(日本語表示)をもとにしています。日本版アプリでは表示が違う可能性があるため、実機で確認して更新します。
よくある質問
Q. Museの操作を途中で止めることはできますか?
一部の操作はできます。Metaヘルプセンターによると、ウェブサイトの読み込みや購入前の価格比較などは、チャットで頼むと止めたり取り消したりできます。ただし、メールの送信など取り消せない操作もあります。
Q. Museが何をしたか、あとから確認できますか?
できます。画面上部のアシスタントのアイコンから「アクティビティログ」を開くと、実行した操作と与えた許可を時系列で確認できます(Metaヘルプセンターより)。
Q. Museが同じ間違いを繰り返すときはどうすればいいですか?
承認設定を「常に確認」にして操作ごとに確かめる方法と、間違った情報を忘れるようMuseに頼む方法があります。Metaヘルプセンターは、リスクの低い作業から試し、間違いはすぐ直すようすすめています。
Q. Museの不具合はどこに報告すればいいですか?
アプリやウェブ版の「設定」にある「問題を報告」から報告できます。アプリでは、スマホを振って報告シートを開く方法もあります(Metaヘルプセンターより)。
Q. Museが上限に達して使えないときはどうすればいいですか?
上限がリセットされるまで待つか、有料プラン(Power・Max)にアップグレードします。Museは一定の利用量までは無料です(米国版、2026年10月時点)。
まとめ
- 困ったときは、まず「アクティビティログ」でMuseが実際に何をしたかを確認する
- 実行中の操作は、チャットで頼むと止められる場合がある(メール送信など取り消せない操作もある)
- 同じ間違いには「常に確認」の設定と、「忘れて」の頼み方で対応する
- 連携の不具合は「設定」→「コネクター」から切断できる
- すべてやり直すなら「Museをリセット」。ただし元には戻せない
- おかしな動きは「問題を報告」からMetaに知らせる
Museの最新情報はMuse LifeのXでお知らせします。ぜひフォローしてください。
出典
- Museがあなたのガイダンスと承認に基づいて機能する仕組み — Metaヘルプセンター(2026-10-09確認)
- Museによるプライバシー、安全性、セキュリティの扱い — Metaヘルプセンター(2026-10-09確認)
- Museのデータを管理する方法 — Metaヘルプセンター(2026-10-09確認)
- Museとコネクターの連携 — Metaヘルプセンター(2026-10-09確認)
- Museの始め方(ヘルプ) — Metaヘルプセンター(2026-10-09確認)
- Introducing Muse: The World’s First Personal AI Agent Built for Everyone — Meta Newsroom, 2026-09-08
- Meta、パーソナルAIエージェント「Muse」を日本で提供開始 — Meta Newsroom(日本語), 2026-10-23
- Meta launches AI agent that can access other apps to send emails, make payments — Reuters(Katie Paul、The Star転載), 2026-09-08
- Meta bolsters Muse safety warning after security vulnerability found, The Information reports — Reuters(The Star転載), 2026-09-25
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