MetaのAIエージェント「Muse」の利用量は、「Museトークン」という単位で管理されています。上限に達したときの選択肢は、有料プランにアップグレードするか、上限が更新されるまで待つかの2つです(Metaヘルプセンター、2026年10月時点、米国)。この記事では、トークンの仕組みと実際の使われ方を、公式情報と報道からまとめました。
料金プランそのものの比較は「Museの料金は?」で詳しく解説しています。
結論:上限に達したら「待つ」か「アップグレード」
Metaヘルプセンターによると、無料の利用上限に達したときの選択肢は次の2つです。
- もっと使いたい場合は、有料プラン(Power・Max)にアップグレードする
- 無料の利用上限が更新されるまで待つ
上限に達したときにアカウントが止められる、といった説明は、2026年10月時点のヘルプセンターにはありません。
Museトークンとは?
Museトークンとは、Museにどれだけ作業をさせたかを数える単位です。ヘルプセンターには、1回の依頼で何トークン使うかといった計算方法は書かれていません。
一般にAIの「トークン」は、読み書きする文章や処理の量に応じて増えます。そのため、質問の回数が少なくても、何ステップもかかる作業を頼むと多く使うと考えられます。
ヘルプセンターに書かれている、プランごとの「1週間に使える量」は次のとおりです(2026年10月時点)。
| プラン | 1週間に使える量 |
|---|---|
| 無料 | 上限あり(具体的な数値はヘルプセンターに記載なし) |
| Power/パワー(米国 月20ドル、日本 月3,499円) | 5億Museトークン |
| Max/マキシマム(米国 月100ドル、日本 月16,990円) | 30億Museトークン |
※日本の価格と名前はアプリで確認(2026年10月23日、iPhone)。日本のアプリでは、トークン数は米国と同じ「週5億」「週30億」と表示されています。
無料プランの「週1億Museトークン」という数字は、ヘルプセンターには書かれていません。ザッカーバーグCEOのThreads投稿の内容として、米Gizmodoが報じているものです。
リセットはいつ?公式のルールは未公開
ヘルプセンターは、1週間の上限が「いつ」更新されるかを明記していません(2026年10月時点)。なお、有料プランの請求日は「最初に購入した日と同じ日」と書かれていますが、これは支払いの話で、トークンの更新日とは別です。
手がかりになるのが、Gizmodoのマイク・パール記者の体験です。記者は提供開始日(米国時間2026年9月8日)に無料アカウントで使い始め、Museに残量をたずねました。すると「9月15日にリセットされる」と答えたと書いています。
この例だけを見ると、使い始めた日から1週間ごとに更新される可能性があります。ただし記者1人の例で、全員に共通するルールかどうか、有料プランでも同じかどうかは公式に説明されていません。
実際どれくらい使うと上限に近づく?
同じGizmodoの記者は、ゲームやWebサイトの制作、50本のアニメーション作成など、かなりの量の作業をMuseに頼みました。それでも、Museが答えた使用量は週の上限の**約11%**だったと報告しています。
ただし、これは提供開始直後の記者1人の体験です。頼む作業の中身によって使う量は大きく変わるため、目安の一つとして見るのがよさそうです。
提供直後に、利用量がリセットされたこともある
Meta Superintelligence Labsを率いるアレクサンダー・ワン氏(最高AI責任者)は、提供開始翌日の米国時間9月9日、Xで「利用が想定を大きく上回った」とする投稿をしたと、米Wccftechが報じています。
同メディアによると、利用者の使用量は社内テストの参加者の約10倍に達し、Metaはトークンの使用量をリセットして上限を引き上げたとのことです。提供直後のMuseが、Metaの想定を超えて使われていたことがうかがえます。
米国のユーザーの間では、「2日目でトークンがリセットされた」という声も出ていました。こうした臨時の対応が今後もあるかは、発表されていません。
日本ではどうなる?
Museは2026年10月23日、日本でも提供が始まりました(Meta Newsroom日本語版)。Meta公式の日本向け発表では、基本機能の多くは無料で、サブスクリプションも用意されるとされています。
日本のiPhoneアプリでは、有料プランがパワー(月3,499円・週5億Museトークン)とマキシマム(月16,990円・週30億Museトークン)と表示されています(アプリで確認(2026年10月23日、iPhone))。ただし、無料プランのトークン上限が米国と同じかは発表されていません。日本での提供開始の内容は「Museが日本で提供開始」、料金は「Museの料金は?」にまとめています。
よくある質問
Q. Museのトークンが上限に達したらどうなりますか?
Metaヘルプセンターによると、有料プランにアップグレードするか、無料の利用上限が更新されるまで待つことになります(2026年10月時点)。
Q. 無料プランのトークンはいつリセットされますか?
2026年10月時点で、ヘルプセンターに更新日のルールは書かれていません。Gizmodoの記者の例では、使い始めた日の1週間後にリセットされると案内されたと報じられています。
Q. 無料プランでは週に何トークン使えますか?
ヘルプセンターには「上限あり」とだけ書かれています。週1億Museトークンという数字は、ザッカーバーグCEOの投稿としてGizmodoが報じたものです。
Q. 普通に使っていて上限に達することはありますか?
Gizmodoの記者が大量の作業を頼んだ例では、週の上限の約11%でした。ただし作業の内容によって使う量は大きく変わるため、一概には言えません。
Q. Power・Maxプランも同じ日にリセットされますか?
2026年10月時点で、有料プランの更新日についてヘルプセンターに説明はありません。分かり次第、この記事を更新します。
まとめ
- Museの利用量は「Museトークン」という単位で、1週間ごとの上限がある
- 上限に達したら、有料プランにアップグレードするか、更新を待つ
- 無料プランの上限の数値と更新日は、公式ヘルプには書かれていない(週1億トークンは報道ベース)
- 提供直後には、利用が想定を超えたとしてトークンの使用量がリセットされたと報じられている
- 日本では2026年10月23日に提供開始。日本での上限の仕組みは未発表
Museの最新情報はMuse LifeのXでお知らせします。
出典
- Muse、日本で提供開始 — Meta Newsroom日本語版, 2026-10-23
- About Muse subscriptions — Metaヘルプセンター(2026-10-09確認)
- Museのサブスクリプションの管理 — Metaヘルプセンター(2026-10-09確認)
- Meta’s Muse Let Me Waste a Mind-Boggling Amount of Free Compute on Nothing in Particular — Gizmodo, Mike Pearl, 2026-09-08
- Meta’s Muse AI Agent Is Already Buckling Under Compute Strain Despite Not Yet Reaching 1 Million Daily Active Users — Wccftech, 2026-09-24
- メタのAI「ミューズ」日本で開始へ 買い物代行、情報漏洩にはリスク — 日本経済新聞, 2026-09-25
※当サイトは非公式のファンサイトで、Meta社とは関係ありません。
