Meta公式のAIグラス「Ray-Ban Meta (Gen 2)」「Oakley Meta」は、2026年5月21日から日本でも発売されています。一方、AIエージェント「Muse」をAIグラスで使える機能は、2026年9月のMeta Connect 2026で「今後数か月以内」と発表された段階です。2026年10月2日時点では、米国を含めてまだ始まっておらず、日本での時期も発表されていません。

結論:グラスはもう買えるが、「Muse連携」はまだ先

日本で売っているRay-Ban Meta (Gen 2)・Oakley Metaには、音声アシスタント「Meta AI」が搭載されています。しかし、Muse Life で紹介してきた「代わりに作業してくれるAIエージェント Muse」本体は、まだどの国のグラスでも使えません。「グラスはあるのにMuseは使えない」状態は、しばらく続きそうです。

注意したいのが「Muse Spark」という似た名前です。Muse SparkはMetaのAIモデル(AIの頭脳にあたる部分)の名前です。米国・カナダのグラスでは、すでに「Muse Sparkで動くMeta AI」が使えます。ただしこれはMeta AIの性能アップで、エージェントのMuseがグラスに来たわけではありません。

日本で売っているAIグラスでできること

Meta公式Newsroom日本語版(2026年5月19日公開)によると、2026年5月21日から次のモデルが日本で発売されています(価格は税込)。

モデル 価格(税込)
Ray-Ban Meta (Gen 2) 73,700円〜
Ray-Ban Meta Optics (Gen 2) 82,500円(度付きレンズは別売り)
Oakley Meta HSTN 77,220円〜
Oakley Meta Vanguard 96,580円〜

その後、2026年9月24日には新モデル「Ray-Ban Meta (Gen 3)」が日本でも発売されました(78,980円〜、税込。Meta公式Newsroom日本語版)。モデルごとの違いと価格は「Ray-Ban Meta・Oakley Meta:日本価格比較」にまとめています。

「Hey Meta」と話しかけると、Meta AIからリアルタイムの提案や回答が得られると説明されています(Meta公式)。ただし同じページには、他国で使える機能の一部は日本で使えない、または今後順次展開になる、という注意書きもあります。つまり、グラス本体は日本でも買えるが、機能は米国などと完全に同じではないということです。なお、このページに「Muse」という名前は出てきません。

MuseとAIグラスの連携で何ができる予定なのか

Museの発表(2026年9月8日)の時点で、Meta公式は「AIグラスにも近く対応」と予告していました。その後、Meta Connect 2026のまとめ記事(2026年9月24日)で、グラスでできることが説明されました。主な内容は次のとおりです。

  • 自分のエージェントの名前を呼ぶと、Museがグラス越しに見ているものをもとに行動してくれる(棚の商品、壁のチラシ、学用品の長いリストなど)
  • 長く込み入った会話ができる音声モードに対応
  • Museに専用のメールアドレスが付き、作業や連絡に使える

Meta公式は時期を「今後数か月以内(in the coming months)」とだけ説明しています。対象の国・地域や対応機種は明記していません。

「Muse Spark」のグラス対応はどこまで進んでいる?

エージェントのMuseとは別に、AIモデルのMuse Sparkは、すでにグラスのMeta AIに使われ始めています。Meta公式の発表による流れは次のとおりです。

時期 内容 対象
2026年5月 Muse Sparkで動くMeta AIを、Ray-Ban Meta・Oakley Metaに数週間かけて順次配信と告知 米国・カナダ
2026年7月27日 画面付きの「Meta Ray-Ban Display」にも配信開始(ソフトウェア更新 v127) 米国

Android Centralなど米国メディアも、グラスへのMuse Spark配信を報じています。日本で売っているグラスのMeta AIがMuse Sparkで動くようになる時期は、公式には発表されていません。

日本ではどうなる?

2026年10月23日時点で、日本では次の状態です(AIグラスまわりは2026年10月2日時点の情報)。

  • AIグラス本体(Ray-Ban Meta Gen 2・Oakley Meta):発売済み(2026年5月21日〜)
  • グラスで使えるMeta AI:使えるが、一部機能は未対応・順次展開(公式)
  • Muse Sparkで動くMeta AI(グラス):公式の告知は米国・カナダのみ。日本は未発表
  • Museエージェント本体:2026年10月23日に日本で提供開始(スマートフォンアプリとmuse.ai。Museが日本で提供開始)
  • MuseのAIグラス対応:米国でもまだ始まっていない(「数か月以内」と発表)。日本の時期は未発表

Muse本体は日本でもスマートフォンやWebで使えるようになりましたが、AIグラスとの連携について、Meta公式は「現段階では米国のみ」としています(Meta Newsroom日本語版、2026年9月24日)。日本で使える時期は発表されていません。

よくある質問

Q. 日本で売っているRay-Ban Meta (Gen 2)でMuseが使えますか?

2026年10月2日時点では使えません。グラスにはMeta AI(Museとは別のサービス)が搭載されています。MuseのAIグラス対応は「今後数か月以内」と発表されたばかりで、日本での時期は発表されていません。

Q. 「Muse Spark」がグラスに来たと聞きましたが、Museが使えるのですか?

いいえ、別の話です。Muse SparkはMetaのAIモデルの名前で、米国・カナダのグラスでは「Muse Sparkで動くMeta AI」が配信されています。エージェントのMuseがグラスで使えるようになったわけではありません。

Q. Meta AIとMuseは同じものですか?

別のサービスです。AIグラスの「Hey Meta」はMeta AIの機能です。詳しくはMuseとMeta AIの違いで解説しています。

Q. AIグラスなしでMuseは使えますか?

使えます。米国ではスマートフォンアプリ(iOS・Android)、ウェブ版(muse.ai)、WhatsAppから利用できます(Meta公式発表より)。日本でも2026年10月23日から、iOS・Androidのアプリとmuse.aiで使えます(始め方は「Museの始め方(日本版)」)。AIグラスは、今後加わる使い方の一つという位置づけです。

Q. 画面付きのMeta Ray-Ban Displayはどうですか?

Meta公式によると、2026年7月27日から米国のMeta Ray-Ban Displayで、Muse Sparkで動くMeta AIの配信が始まりました。エージェントのMuseへの対応時期は、機種ごとには発表されていません。

まとめ

Meta公式のAIグラスは2026年5月から日本でも買えます。一方、AIエージェントMuseのグラス対応は「数か月以内」と発表された段階で、2026年10月2日時点ではまだ始まっていません。米国・カナダで配信が進んでいる「Muse Spark」はMeta AIの性能アップで、Museとは別の話です。グラスを買うことと、Museが使えるようになることは別なので、購入を検討している人は注意してください。

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出典

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