Ray-Ban Meta・Oakley MetaなどMetaのAIグラスは、スマートフォンの「Meta AI」アプリとペアリング(接続)して使います。Meta公式ヘルプ(日本語版)によると、グラスの電源を入れてケースに戻し、アプリの「追加」から画面の案内に従うだけです。この記事では、最初の接続から「Hey Meta」・日本語の設定・アップデートまでを、公式ヘルプをもとに順番に整理します(2026年10月時点)。

うまくつながらないときは「Ray-Ban Metaがつながらない時の対処法」、初期化(出荷時設定へのリセット)の手順は「Ray-Ban Metaの保証・修理・初期化の方法」で解説しています。

Ray-Ban Metaの初期設定はどんな流れ?

  1. グラスの電源を入れ、ケースに戻してペアリングできる状態にする
  2. スマートフォンに「Meta AI」アプリを入れ、Metaアカウントでログインする
  3. アプリの「グラス」→「追加」から、画面の案内に従ってグラスを登録する
  4. 必要に応じて「Hey Meta」・言語・アップデートを設定する

「Meta AI」アプリとは、AIグラスの設定や写真・動画の管理をするMeta公式のスマートフォンアプリです。以前は「Meta View」という名前でしたが、2025年4月に「Meta AI」アプリに名前が変わりました(Meta公式ブログ)。古い記事で「Meta View」とあれば、今の「Meta AI」アプリのことです。

なお、AIグラスは同時に1つのMetaアカウントとしかペアリングできません(Meta公式ヘルプ)。家族で1台を使い回す場合は注意してください。

用意するもの

  • AIグラス本体と充電ケース
  • 「Meta AI」アプリを入れたスマートフォン(App StoreまたはGoogle Playからダウンロード)
  • Metaアカウント(なければアプリから作成)
  • スマートフォンのBluetooth(近くの機器と無線でつなぐ機能)をオンにしておくこと

Metaアカウントは、メールアドレス・Instagram・Facebookのいずれかで作れます(Meta公式ヘルプ)。1つのメールアドレスで作れるMetaアカウントは1つだけです。

公式ヘルプの初期設定のページには、Wi-Fiが必要かどうかや、充電にかかる時間の記載はありませんでした。ただし後で紹介するライブ翻訳など、インターネット接続が必要な機能はあります。

ペアリングの手順(最初の接続)

Meta公式ヘルプ(日本語版)によると、手順は次のとおりです。

  1. 新品の場合は、ケースとグラスの間にあるプラスチックのタブ(絶縁用のシート)を取り外します
  2. グラスをケースから取り出し、左フレームの電源スイッチを前方へスライドして電源を入れます
  3. グラスをケースに戻します。上部を軽く押し下げ、ブリッジ(鼻の部分)の下側がケース内の充電端子にしっかり触れるようにします
  4. ケースのLEDが青く点滅したら、ペアリングできる状態です。自動で切り替わらないときは、ケース背面のボタンを5秒以上長押しします
  5. スマートフォンのBluetoothをオンにします
  6. 「Meta AI」アプリを開き、Metaアカウントでログインします
  7. アプリ右上の「グラス」をタップし、右上の「追加」をタップします
  8. あとは画面の指示に従って設定を完了します

【スクショ:Meta AIアプリの「グラス」→「追加」画面】日本で実機を確認したら追加

AV Watchの実機レビュー(2026年6月25日)でも、アプリ右上のメガネのアイコンから設定を始め、途中で操作方法の説明も表示されると紹介されています。

うまくつながらないときは、Meta公式ヘルプの「AIグラスのペアリングに関する問題の解決方法」のページを確認してください。よくある原因と試す順番は「Ray-Ban Metaがつながらない時の対処法」にまとめています。

「Hey Meta」で呼び出せるように設定する

Meta AI(グラスに入っている音声アシスタント)は、次の2つの方法で呼び出せます(Meta公式ヘルプ)。

  • 「Hey Meta」と話しかける
  • グラスのタッチパッドを長押しする

話しかけても反応しないときは、「Hey Meta」の設定がオンになっているか確認します。Meta公式ヘルプ(日本語版)の手順は次のとおりです。

  1. 「Meta AI」アプリ右上の「グラス」をタップします
  2. 「デバイス設定」をタップし、自分のグラスを選びます
  3. 「Meta AI」→「『Hey Meta』の設定」をタップします
  4. 「Hey Meta」と「起動音」の横のスイッチをオンにします

それでも反応しない場合は、スイッチを一度オフにして再度オンにする、マイクのトラブルシューティングを試す、という順で確認するよう案内されています。

Meta AIを日本語にする方法は?

Meta公式ヘルプによると、AIグラスのMeta AIが話す言語は、アプリから変えられます。対応言語の一覧には日本語が入っています(2026年10月時点)。

  1. 「Meta AI」アプリの「グラス」をタップします
  2. 「デバイス設定」をタップします。複数のグラスがある場合は、左右にスワイプして選びます
  3. 「スマートグラス」の下にある自分のグラスをタップします
  4. 「Meta AI」→「言語と音声」をタップします
  5. 「言語」で日本語を選び、「保存」をタップします

同じ画面で、話す速さや声の種類も変えられます。

AV Watchのレビューによると、日本語で使うには「言語アップデート」のダウンロードが必要でした。筆者の環境では、ダウンロードがなかなか進まず、数時間おいて再試行したら短時間で終わったと報じられています。言語アップデートが終わっていなくても、カメラや音楽などの機能は使えるとのことです。

ライブ翻訳の始め方

ライブ翻訳とは、相手の話した言葉をグラスで翻訳して聞ける機能です。Meta公式ヘルプ(日本語版)によると、日本語にも対応しています。ただし日本語は、Wi-Fiまたはモバイル回線(LTE)への接続が必要な言語に入っており、オフラインでは使えません。

  • アプリから:「Meta AI」アプリの「グラス」→「翻訳」をタップ→「あなたの言語」と「相手の言語」を選んで「開始」
  • 声で:「Hey Meta、ライブ翻訳を始めて」と話しかけ、アプリで言語を確認して開始

使う前に、グラスとアプリを最新版にしておくよう案内されています。

ソフトウェアのアップデートを確認する

グラスのソフトウェア更新も「Meta AI」アプリで管理します(Meta公式ヘルプ)。通常は、更新があるとアプリに通知が届き、自動でダウンロードされます。手動で確認したいときは次の手順です。

  1. 「Meta AI」アプリ右上の「グラス」をタップします
  2. 「デバイス設定」をタップし、自分のグラスを選びます
  3. 「アップデート」をタップします
  4. 「チェック」をタップすると、最新かどうかを確認できます。「自動アップデート」のオン・オフもここで切り替えられます

ペアリングを解除する手順

スマートフォンの機種変更や、別のMetaアカウントで使いたいときは、次の手順で解除します(Meta公式ヘルプ日本語版)。

  1. 「Meta AI」アプリ右上の「グラス」→「デバイス設定」をタップします
  2. 自分のグラスをタップし、「一般」を開きます
  3. 「スマートグラスのペアリングを解除」→「ペアリングを解除」をタップします

解除を完了するには、スマートフォンのBluetooth設定でAIグラスを「削除」する必要がある場合があります。別の人のMetaアカウントでペアリングし直すには、グラスを出荷時の設定にリセットする必要があります。リセットの手順は「Ray-Ban Metaの保証・修理・初期化の方法」で解説しています。

位置情報などの許可は必要?

Meta公式ヘルプによると、天気など位置情報を使う質問には、スマートフォンの位置情報サービスをオンにし、「Meta AI」アプリの位置情報を「常に許可」にしておく必要があります。また、初回のペアリングにはスマートフォンのBluetoothをオンにしておく必要があります。

日本ではどうなる?

Ray-Ban Meta (Gen 2)・Oakley Metaは2026年5月21日から、Ray-Ban Meta (Gen 3)は2026年9月24日から日本で発売されています(Meta公式Newsroom日本語版)。この記事の手順は、Meta公式ヘルプの日本語版で確認したものです。

一方、Meta公式は「他国で利用できる機能の一部は、日本では利用できない、または今後順次展開になる」と注記しています(Meta公式ブログ日本語版、2026年5月19日)。2026年10月時点で、日本で使えないとわかっているのは次のとおりです。

  • Museとの連携:現段階では米国のみ(Meta公式Newsroom日本語版、2026年9月24日)。Muse本体は2026年10月23日に日本でも提供が始まりましたが、使えるのはスマートフォンアプリとWeb版(muse.ai)です(Museが日本で提供開始)
  • フレームとレンズを組み合わせる「Mix & Match」:米国のみ(同上)
  • LINE・iMessageのメッセージ読み上げ:対応していないとAV Watchが報じています(読み上げ対応はWhatsApp・Messenger・Facebook)

どの機能が日本で使えないかの詳しい一覧は、Meta公式からは出ていません。モデルごとの価格と機能の違いは「Ray-Ban Meta・Oakley Meta:日本価格比較」、グラスとMuseの関係は「MetaのAIグラスとMuseの連携でできること」をご覧ください。

よくある質問

Q. Ray-Ban Metaの設定に使うアプリは何ですか?

スマートフォンの「Meta AI」アプリです。以前は「Meta View」という名前でしたが、2025年4月に「Meta AI」アプリに名前が変わりました(Meta公式ブログ)。

Q. ペアリングモードにならないときはどうすればいいですか?

グラスの電源を入れてケースに戻し、ケースのLEDが青く点滅するか確認します。点滅しないときは、ケース背面のボタンを5秒以上長押しすると手動でペアリングモードにできます(Meta公式ヘルプ)。

Q. Ray-Ban MetaのMeta AIは日本語で話せますか?

はい。Meta公式ヘルプのMeta AIの対応言語に日本語が入っており、アプリの「デバイス設定」→「Meta AI」→「言語と音声」で変更できます。日本語で使うには言語アップデートのダウンロードが必要だったと、AV Watchが報じています。

Q. AIグラスを家族と共有できますか?

同時にペアリングできるMetaアカウントは1つだけです(Meta公式ヘルプ)。別の人のアカウントで使うには、グラスを出荷時の設定にリセットしてペアリングし直す必要があります。

Q. 「Hey Meta」と言っても反応しないときは?

「Meta AI」アプリの「デバイス設定」→「Meta AI」→「『Hey Meta』の設定」で、「Hey Meta」と「起動音」のスイッチがオンか確認します(Meta公式ヘルプ)。タッチパッドの長押しでも呼び出せます。

まとめ

  • AIグラスは「Meta AI」アプリ(旧Meta View)とペアリングして使う
  • 電源を入れてケースに戻し、LEDが青く点滅したらアプリの「グラス」→「追加」
  • 呼び出しは「Hey Meta」かタッチパッドの長押し。Meta AIの言語は日本語にできる
  • 日本語のライブ翻訳はインターネット接続が必要
  • Muse連携やMix & Matchなど、日本ではまだ使えない機能もある

MuseやAIグラスの最新情報はMuse LifeのXでお知らせします。


出典

※当サイトは非公式のファンサイトで、Meta社とは関係ありません。