MetaのAIグラス「Ray-Ban Meta」「Oakley Meta」は、日本語で使えます。Meta公式ヘルプによると、音声アシスタント「Meta AI」の言語に日本語を選べます。ライブ翻訳も2026年6月のアップデートで日本語に対応しました。ただし、LINEの読み上げなど日本では使えない機能もあると、日本のメディアが報じています(2026年10月時点)。

結論:日本語で使える機能・使えない機能の一覧

機能 日本語・日本での対応 根拠
Meta AI(「Hey Meta」で話しかける) 言語に日本語を選べる Meta公式ヘルプ
撮影・音楽・通話・メッセージの送信 日本でも使える Meta公式ブログ日本語版
見ているものについて質問する 日本語で使えたと報道 AV Watch・MoguLive
ライブ翻訳 日本語に対応(ネット接続が必要) Meta公式ブログ日本語版・公式ヘルプ
会話フォーカス・スローモーション撮影・ハイパーラプス撮影 日本でも順次利用可能 Meta公式ブログ日本語版
LINE・iMessageの読み上げ 使えないと報道 AV Watch
QRコードの読み取り・看板の読み上げ 日本語では使えないようだと報道 MoguLive
Live AI(常時会話モード) 日本での提供は公式に記載なし ―
Museとの連携・Mix & Match 米国のみ Meta Newsroom日本語版

Meta AIは日本語に対応している?

Meta公式ヘルプ「AIグラスのMeta AIの言語や音声を変更する方法」によると、Meta AIの言語は次の中から選べます。

  • オランダ語、英語、フランス語、ドイツ語、ヒンディー語、イタリア語、日本語、カンナダ語、韓国語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語(中南米・スペイン)、テルグ語

つまり、「Hey Meta」と話しかけて日本語で質問し、日本語で答えてもらう使い方は、公式に用意されています。言語は「Meta AI」アプリのデバイス設定から変えられます。詳しい手順は「Ray-Ban Metaの初期設定:Meta AIアプリとのつなぎ方」で解説しています。

なお、日本語で使うには「言語アップデート」のダウンロードが必要だったと、AV Watch(2026年6月25日)とMoguLive(2026年5月28日)が報じています。日本語を入れないと英語のまま、という点に注意してください。

日本語での使い勝手は「まだ成長途中」との報道

日本語の聞き取りや回答の正確さについては、日本のメディアの実機レビューで評価が分かれています。

  • AV Watch(2026年6月25日):「録画開始して」と頼んだのに日付の話が返ってきた、神保町への道順を聞いたら渋谷への道順が返ってきた、などの例を紹介。AIは「まだ成長途中」という印象だと書いています
  • MoguLive(2026年5月28日):天気の確認、写真撮影、目の前にあるものの説明といった簡単な頼みごとは日本語でできた一方、少し複雑な質問は答えられないことが多かったと報じています

どちらも発売直後のレビューです。その後のアップデートで改善している可能性もあります。

公式ヘルプが紹介しているMeta AIの使い方

Meta公式ヘルプ「AIグラスでMeta AIを使う方法」(日本語版)では、次のような使い方が紹介されています。例文は英語で、日本語訳が添えられた形です。

  • 写真・動画の撮影
  • 通話・メッセージの送信(Messenger、WhatsApp、Instagram)
  • 音楽などの再生・一時停止・音量調整
  • 日時やバッテリー残量の確認
  • 情報検索、アイデア出し、短い文章づくり
  • カメラを使った質問(見ているものの説明、文字の翻訳、QRコードの読み取りなど)

このページには、対応言語や対応国の記載はありません。そのため、ここに並んだ機能がすべて日本語で使えるとまでは言えません。天気など位置情報を使う質問では、スマートフォンの位置情報をオンにし、「Meta AI」アプリの位置情報を「常に許可」にする必要があります(公式ヘルプ)。

見ているものについて質問できる?

グラスのカメラで見ているものについて、Meta AIに質問する機能です。AV Watchのレビューでは、ナチュラルローソンの看板を見ながら「これは何?」と聞くと、「ローソン」と答えた例が紹介されています(筆者は「正解だが……」と含みを持たせています)。MoguLiveも、目の前にあるものの説明は日本語でできたと報じています。

一方でMoguLiveは、「QRコードを読み取って」「目の前の看板の文字を読んで」といった頼みごとは、日本語では今のところ使えないようだとも書いています。公式ヘルプはQRコードの読み取りを使い方の例に挙げているため、日本語ではまだ使えない機能がある、という状態と考えられます。

ライブ翻訳は日本語に対応(ネット接続が必要)

Meta公式ブログ(日本語版、2026年6月28日)によると、ライブ翻訳に14言語が追加され、合計20言語間で翻訳できるようになりました。追加された言語には日本語が含まれています。

公式ヘルプ(日本語版)では、対応言語が次の2つに分かれています。

  • オフラインでも使える言語(言語パックのダウンロードが必要):英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、ドイツ語
  • Wi-Fiかモバイル回線が必要な言語:上の6言語に加えて、日本語、韓国語、中国語(北京語)、ヒンディー語、アラビア語、ロシア語、スウェーデン語、フィンランド語、インドネシア語、ベトナム語、タイ語、トルコ語、ギリシャ語、オランダ語

日本語はネット接続が必要なので、電波やWi-Fiがない場所では使えません。海外旅行で使うときは、現地の通信手段を用意しておきましょう。

言語の組み合わせは、アプリで「あなたの言語」と「相手の言語」をそれぞれ選ぶ形です。ただし、どの組み合わせでも使えるかどうかは、公式ヘルプに記載がありません。始め方は、アプリの「グラス」→「翻訳」から言語を選んで開始するか、「Hey Meta、ライブ翻訳を始めて」と話しかけます。

同じアップデートで日本に来た機能

Meta公式ブログ(日本語版、2026年6月28日)では、ライブ翻訳とあわせて次の機能も日本で使えるようになったとしています。

  • スローモーション撮影・ハイパーラプス撮影:動画の新しい撮影モード
  • 会話フォーカス:正面の人の声を大きくして、騒がしい場所でも会話を聞き取りやすくする機能

公式ブログは、アップデートを「段階的に配信」するとしています。会話フォーカスも「順次」使えるようになるとの説明です。手元のグラスでまだ使えない場合は、「Meta AI」アプリとグラスのアップデートを確認してください。

メッセージ・通話・音楽は日本で使える?

Meta公式ブログの日本発売の発表(2026年5月19日)では、日本で使える機能として、音楽の再生、通話、ハンズフリーでのメッセージ送信が挙げられています。ただし、対応するアプリ名までは書かれていません。

アプリごとの状況は次のとおりです。

  • メッセージの読み上げ:連携できるのはWhatsApp・Messenger・Facebookで、LINEとiMessageには対応していないと、AV Watchが報じています
  • LINE連携:日本発売時に「LINEとの連携強化」が予告されたものの、未実装だとMoguLive(2026年5月28日)が報じています。Meta公式の日本語ページでは、LINE連携の予告は確認できませんでした
  • 音楽:公式ヘルプ(日本語版)は、Spotifyなどのアプリで音楽を聴けると説明しています。MoguLiveは、Apple MusicとSpotifyで音楽を聴けたと報じています。スマートフォンの音をそのままグラスで流すこともできます

日本の人がよく使うLINEに対応していない点は、購入前に知っておきたいポイントです。

Live AI(常時会話モード)は日本で使える?

Live AIは、セッションを始めると「Hey Meta」と呼びかけなくても、見ているものについて会話を続けられる機能です。2026年10月時点で、日本で使えるかどうか、日本語に対応しているかは、Meta公式の日本語ページに記載がありません。日本のメディアの実機レポートも見つかりませんでした。使えるようになったことが確認できたら、この記事に追記します。

日本ではどうなる?

Ray-Ban Meta (Gen 2)・Oakley Metaは2026年5月21日、Ray-Ban Meta (Gen 3)は2026年9月24日から日本で発売されています(Meta公式Newsroom日本語版)。

Meta公式ブログの日本発売の発表には、次の注記があります。

「一部、他国で利用できる機能が、日本ではご利用いただけないもの、今後順次展開となるものがあります。」

どの機能が対象かの一覧は、公式には出ていません。公式に日本では使えないと明記されているのは、次の2つです(Meta公式Newsroom日本語版、2026年9月24日)。

  • Museとの連携:現段階では米国のみ
  • フレームとレンズを組み合わせる「Mix & Match」:米国のみ

なお、Museのアプリ自体は2026年10月23日に日本で提供が始まりました(Museが日本で提供開始)。ただし、グラスとのMuse連携は、上の発表で「現段階では米国のみ」とされたままです。

また、Ray-Ban Meta Audio(音声中心のモデル)の日本展開は2027年予定とされています(同上)。グラスでのMuse連携の詳しい状況は「MetaのAIグラスとMuseの連携でできること」、モデルごとの違いは「Ray-Ban Meta・Oakley Meta:日本価格比較」をご覧ください。

よくある質問

Q. Ray-Ban MetaのMeta AIは日本語で話せますか?

話せます。Meta公式ヘルプによると、Meta AIの言語に日本語を選べます。ただし、日本語で使うには言語アップデートのダウンロードが必要で、聞き取りや回答の正確さは「まだ成長途中」とAV Watchが報じています。

Q. ライブ翻訳は日本語で使えますか?

使えます。Meta公式ブログ(2026年6月28日)によると、日本語を含む20言語間で翻訳できます。ただし、日本語はネット接続が必要な言語のため、オフラインでは使えません。

Q. LINEのメッセージを読み上げてもらえますか?

2026年10月時点では使えないと、AV Watchが報じています。読み上げに対応しているのはWhatsApp・Messenger・Facebookです。Meta公式の日本語ページには、LINE対応の案内はありません。

Q. Live AIは日本で使えますか?

Meta公式の日本語ページに、日本での提供や日本語対応の記載はありません(2026年10月時点)。

Q. 日本でまだ使えない機能はどこで確認できますか?

公式の一覧はありません。公式に米国のみと書かれているのは、Museとの連携とMix & Matchです。それ以外は、日本のメディアの実機レビューで報じられている段階です。

まとめ

  • Meta AIの言語に日本語を選べる(Meta公式ヘルプ)。日本語の正確さは「成長途中」との報道
  • ライブ翻訳は日本語に対応。ただしネット接続が必要
  • 会話フォーカス・スローモーション撮影・ハイパーラプス撮影も日本で順次利用可能
  • LINE・iMessageの読み上げは非対応、QRコードの読み取りなども日本語では使えないと報道
  • Live AIの日本対応は公式に記載なし。Museとの連携とMix & Matchは米国のみ

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出典

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