MetaのAIエージェント「Muse」と、家計簿アプリ「マネーフォワード ME」の連携が始まりました。マネーフォワードが2026年10月26日に連携開始を発表し、日本版のMuseアプリでも、コネクター(ほかのサービスとつなぐ機能)の一覧に表示されています。Museができるのはデータを「見ること」だけで、振込や売買などの取引はできません。
結論:家計や資産のデータをMuseに読ませて相談できる
- マネーフォワード MEに登録した入出金・家計簿・資産・負債のデータを、Museが読み取れるようになりました
- できるのは閲覧のみ。売買・出金・振込・口座設定の変更などはできません
- つなぐ場所は、Museの「設定」→「コネクター」です
- 当サイトは2026年10月27日に日本版iPhoneアプリで表示を確認しました。ただし「リンクする」は押しておらず、連携後の回答は試していません
10月23日の日本提供開始の時点では、マネーフォワード MEは「連携を進めて参ります」とされ、まだ使えませんでした(日本提供開始のニュース)。今回、それが使える状態になった形です。
いつから使える?公式発表の内容
マネーフォワードホーム株式会社は、2026年10月26日のプレスリリースで、マネーフォワード MEとMuseの連携開始を発表しました。10月23日には、同社がMuseの日本展開の「ローンチパートナー」になったことも発表しています。
また、マネーフォワード MEのサポートページには、2026年10月24日付で「Museで利用できるコネクターの提供開始」のお知らせが出ています。提供開始日は10月24日で、対象はマネーフォワード MEのアカウントを持つ人とされています。
一方、無料会員でも使えるか、有料のプレミアムサービスが必要かは、プレスリリースには書かれていません(2026年10月27時点)。気になる方は、マネーフォワード MEのサポートページで確認してください。
何ができる?連携画面の説明を要約
Museの「設定」→「コネクター」を開くと、「注目」の一番上にマネーフォワード MEが出ています。タップすると、連携の説明画面(シート)が開きます。書かれている内容は次のとおりです。
- 読み取るデータ:マネーフォワード MEに登録した銀行・クレジットカード・証券口座・年金・電子マネー・ポイントなどの入出金情報、家計簿、資産・負債のデータ
- 閲覧のみ:Museはデータを読み取れますが、操作はできません
- 連携の解除:「設定」からいつでも解除できます
プレスリリースでは、使い方の例として次のような場面が挙げられています。
- 直近3か月の支出から、見直したいサブスクリプション(月額サービス)を洗い出す
- 家計データをもとに、旅行に向けた積立の計画を立てる
- 複数の銀行・証券口座をまとめて見て、資産の偏りに気づく
カレンダー登録やメール通知を組み合わせる例もあります。その場合は、GmailやGoogleカレンダーとの連携も必要です(Museと連携できるサービス一覧)。
何ができない?
連携画面とプレスリリースによると、Museは次のことができません。
- 金融商品の売買
- 出金・振込などの取引
- 口座設定の変更やデータの更新(マネーフォワード MEのデータを書き換えること)
また、プレスリリースには、金融機関とつなぐための認証情報(ログイン情報など)はMuseに共有されないと書かれています。Museの回答は情報提供と計画づくりのためのもので、専門家の金融・投資助言の代わりにはならない、とも明記されています。
連携のしかた
- Museアプリで「設定」を開く
- 「コネクター」を開く
- 「注目」にある「マネーフォワード ME」をタップする
- 説明を読み、「リンクする」をタップする
プレスリリースでは、チャットからつなぐこともできるとされています。「リンクする」を押したあとの画面は、当サイトではまだ確認していません。詳しい手順は、マネーフォワード MEのサポートページの案内に従ってください。
連携する前に知っておきたい注意点
データは「最後に更新したとき」のもの
連携画面には、入出金や資産の情報はマネーフォワード MEで最後に更新された時点のものだと書かれています。最新の残高は、銀行やカード会社のアプリでも確かめましょう。お金に関する最終的な判断は、自分の責任で行うよう案内されています。
やり取りがMeta AIの改善に使われる場合がある
連携画面の下には、タスクに使った情報はMuseとのやり取りの一部で、Meta AIの改善に使われる場合があると書かれています。これは「設定」で管理できます。家計のデータを扱う前に、MuseのAI学習をオフにする方法を確認しておくと安心です。
「アクセス許可」で確認のタイミングを選べる
Museの「設定」→「アクセス許可」では、コネクターを使う前にMuseが確認を求めるタイミングを選べます。くわしくはMuseのアクセス許可の設定で解説しています。
日本ではどうなる?
マネーフォワード MEは日本のサービスなので、今回の連携は日本のMuse利用者向けの機能です。10月23日の発表で「連携を進める」とされた3社のうち、2026年10月27時点で提供開始が確認できたのはマネーフォワード MEだけです。
メルカリとチケットぴあについては、公式の提供開始の発表は見つかりませんでした。当サイトのアプリのコネクター「注目」欄にも、表示はありませんでした。発表があれば、この記事と連携サービス一覧を更新します。
よくある質問
Q. Museでマネーフォワード MEのデータを見られますか?
見られます。2026年10月下旬から、Museの「設定」→「コネクター」でマネーフォワード MEと連携すると、入出金・家計簿・資産・負債のデータをMuseが読み取れます。
Q. Museに振込や株の売買を頼めますか?
できません。連携は閲覧のみで、金融商品の売買、出金・振込、口座設定の変更はできないと連携画面に書かれています。
Q. 銀行のパスワードがMuseに渡りますか?
マネーフォワードのプレスリリースでは、金融機関の認証情報はMuseに共有されないと説明されています。共有されるのは、利用者が同意した明細と資産・負債のデータです。
Q. マネーフォワード MEの有料プランは必要ですか?
2026年10月27時点で、マネーフォワードのプレスリリースには料金プランの条件は書かれていません。マネーフォワード MEのサポートページで確認してください。
Q. 連携をやめたいときは?
連携画面には「設定」からいつでも解除できると書かれています。プレスリリースでも、いつでも接続を解除できると説明されています。
まとめ
Museとマネーフォワード MEの連携が始まり、家計簿や資産のデータをもとにMuseに相談できるようになりました。できるのは閲覧だけで、取引や設定変更はできません。データは最終更新時点のもので、やり取りがMeta AIの改善に使われる場合もあります。つなぐ前に、AI学習の設定とアクセス許可を確認しておきましょう。当サイトでも実際に試したら、使い心地を追記します。Museの最新情報はMuse LifeのXでお知らせします。ぜひフォローしてください。
出典
- 『マネーフォワード ME』、MetaのパーソナルAIエージェント『Muse』と連携開始 — マネーフォワード, 2026-10-26
- Museで利用できるコネクターの提供開始のお知らせ — マネーフォワード ME サポート, 2026-10-24
- マネーフォワードホーム、MetaのパーソナルAIエージェント『Muse』の日本展開におけるローンチパートナーに決定 — マネーフォワード, 2026-10-23
- Meta、パーソナルAIエージェント「Muse」を日本で提供開始 — Meta Newsroom(日本語), 2026-10-23
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