Museで共有したページのリンクが、送られていない人にも見つかる状態だったと、2026年10月に複数のメディアが報じました。Metaは10月20日に共有機能を止め、22日に修正して再開したと報じられています。この記事では報道をもとに経緯を整理し、共有するときの注意点をまとめます(2026年10月31時点、Meta Newsroomなどでの公式発表は見つかっていません)。

Museの共有リンクの不具合とは?結論

今回の不具合とは、Museの「共有」で作られたページのアドレスが、インターネット上の公開記録から第三者にも見つけられた問題です。見つけたのはセキュリティ企業のClaroc(クラロック)で、報告を受けたMetaが共有を一時停止し、修正後に再開したと報じられています。

悪用された形跡については、Claroc自身が「悪用された証拠はない」としているとPPC Landが伝えています。

何が起きた?報じられている経緯

Clarocの調査「GhostShares」

PPC Landやギズモード・ジャパンによると、ClarocはMetaのバグ報奨金制度(不具合を見つけた人に報酬を払う仕組み)を通じて、10月8日にこの問題を報告しました。調査結果は10月18日に「GhostShares」という題で公開されたと報じられています。

報道によると、Museの共有ページのアドレスには、タイトルから作った文字列とランダムな文字列が含まれていました。このアドレスが、DNS(ウェブサイトの住所を管理する仕組み)の利用記録を集めた外部のサービスに残っていたとされます。Clarocはその記録を1回検索しただけで、6,800件を超える共有ページのアドレスを見つけたと報じられています。

Clarocが実際に開いたのは数百件ほどで、多くは無害な内容だったとPPC Landは伝えています。一方で、一部には融資の申込書、社内の売上資料、従業員の休暇予定表などが含まれていたと、IBTimes UKなどが報じています。

Metaの対応:10月20日に停止、22日に再開

IBTimes UKなどによると、Metaは10月20日に共有機能を一時停止しました。MetaはArs Technicaへの声明で、報告を確認しつつ「リンクが見つけられる仕組み」の見直しを検討していると説明したと報じられています。

その後、The Next Webとギズモード・ジャパンによると、Museに関わるMetaのデイビッド・シングルトン氏が10月22日(米国時間)にXで、問題を修正して共有を再開したと投稿しました。修正前に共有したものは新しいアドレスに変わり、古いリンクを開くと「共有した人に新しいリンクをもらってください」という案内が出ると報じられています。

対象は「チャット」か「アーティファクト」か

ここは報道によって説明が分かれています。

  • Claroc側の調査を伝える報道(PPC Land、PCWorldなど)は、「共有された会話(チャット)」のページと表現
  • シングルトン氏は、対象は「共有されたアーティファクト(Museが作った文書や画像などのファイル)」のみで、チャット共有の不具合と伝えた報道は誤りだと説明したと、The Next Webやギズモード・ジャパンが報じています

いずれにしても、対象は利用者が自分で「共有」したページです。共有していない会話やファイルまで外から見られる状態だった、という報道は見当たりません。

なお、ページ自体は開けなくなっても、タイトルを含む古いアドレスは外部のDNS記録に残っている可能性があると、PPC Landなどが指摘しています。

Museで共有するとき、何に気をつければいい?

Metaヘルプセンターの「Museをアーティファクトと一緒に使用する方法」には、利用者が自分で共有をオンにするか、Museからの共有リクエストを承認しない限り、アーティファクトが外部に共有されることはないと書かれています。つまり、共有は利用者の操作がきっかけで起きます。

今回の報道を踏まえて、次の点を意識すると安心です。

  • 人に見られて困る内容は共有ページにしない:お金・仕事の数字・人の名前や予定などは、共有リンクで送らないのが基本です
  • タイトルにも気をつける:今回はタイトルがアドレスに入っていたと報じられています。内容がわかる言葉をタイトルに入れない意識も大切です
  • 共有の確認が出たら中身を見る:Museが共有してよいか確認してきたときは、内容を確かめてから承認します
  • 承認の設定を見直す:「設定」→「アクセス許可」の管理項目に「アーティファクト」があり、アーティファクトごとに承認を管理できます(詳しくは「Museの承認設定(アクセス許可)とは?」)
  • 過去の共有を見直す:PCWorldは、すでに共有したものを確認して共有をやめるよう勧めています

2026年10月31時点で、Metaヘルプセンターには「共有リンクの一覧の見方」や「共有の止め方」の手順は見当たりません。作ったファイルはライブラリからいつでも削除できると書かれていますが、削除で共有ページも消えるかどうかは説明されていません。アーティファクトの基本は「Museの「アーティファクト」とは?作れるものと使い方」で解説しています。

日本ではどうなる?

Museは2026年10月23日に日本で提供が始まりました。今回の不具合が報じられ、修正されたのは日本での提供開始の直前です。報道には、日本の利用者が対象だったかどうかの記載はありません。

日本語では、ギズモード・ジャパンが10月28日にこの件を報じています。日本版アプリでの共有の画面や止め方は、当サイトでも確認できしだい追記します。Museの安全面の全体像は「Museは危険?安全性・プライバシーの心配と対策まとめ」にまとめています。

よくある質問

Q. Museの共有リンクの不具合とは何ですか?

Museで共有したページのアドレスが外部のDNS記録に残り、送られていない第三者にも見つけられた問題です。セキュリティ企業Clarocが見つけ、2026年10月に報じられました。

Q. 共有していない会話も見られる状態だったのですか?

そうした報道は見当たりません。対象は利用者が自分で共有したページで、Meta側は「共有したアーティファクトのみ」と説明したと報じられています。

Q. 今は共有機能を使えますか?

Metaは2026年10月22日に問題を修正し、共有を再開したと報じられています。ただし、人に見られて困る内容は共有しないのが安心です。

Q. 以前に送った共有リンクはどうなりますか?

報道によると、修正前に共有したものは新しいアドレスに変わりました。古いリンクを開くと、共有した人に新しいリンクをもらうよう案内が出るとされています。

Q. 日本の利用者も対象でしたか?

報道には日本の利用者が対象だったかどうかの記載がなく、わかっていません。日本での提供開始は2026年10月23日で、修正の報道はその直前です。

まとめ

  • Museで共有したページのアドレスが、外部のDNS記録から第三者に見つかる状態だったとClarocが報告した
  • Metaは10月20日に共有を止め、22日に修正して再開したと報じられている
  • 対象は「会話」とする報道と「アーティファクトのみ」とするMeta側の説明があり、表現が分かれている
  • 共有前の古いリンクは無効になり、新しいアドレスに変わったと報じられている
  • 人に見られて困る内容は、共有ページにしないのが基本

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出典

※当サイトは非公式のファンサイトで、Meta社とは関係ありません。