Ray-Ban MetaなどMetaのAIグラスには、撮影中に点滅する白いランプがついています。Meta公式は「キャプチャLED」と呼んでいて、オフにする方法はありません。ランプを覆ったり、改造・破壊したりすると、カメラが自動的に使えなくなる仕組みです。この記事では、Meta公式情報と報道をもとに、撮影ランプとプライバシーの仕組みを整理します(2026年10月時点)。

キャプチャLED(撮影ランプ)とは?

キャプチャLEDとは、AIグラスで写真や動画を撮っていることを、周りの人に知らせるための白いランプです。Meta公式のプライバシーページ(日本語)によると、すべてのAIグラスに搭載されています。

点滅のしかたは次のとおりです。

撮るもの ランプの動き
写真 撮った瞬間に短く点滅
動画 録画しているあいだ、ずっと点滅

Metaは、日中の屋外でも見えるように、明るさを大規模にテストして決めたと説明しています。ランプの目的は「撮影していることを周りに知らせること」だけだとしています。

撮影ランプはオフにできる?

できません。Meta公式発表(2026年7月7日)は「The capture LED has no off switch.」(キャプチャLEDにオフスイッチはない)と明記しています。

設定アプリで消したり、暗くしたりする方法も公式には案内されていません。ランプが点くのは、撮影の仕組みそのものに組み込まれた動きだと考えてください。

ランプを覆う・改造するとどうなる?

Meta公式の説明をまとめると、次のようになります。

  • ランプを覆った場合:第2世代以降のグラスでは、ランプがふさがれているとカメラが自動的に無効になります。ランプが見える状態に戻るまで、写真も動画も撮れません
  • ランプを改造・破壊した場合:Metaは2026年7月、物理的な改ざんや破壊を検知したらカメラを無効にするアップデートを配信していると発表しました。日本語のプライバシーページでも、覆われている・改造されている・破壊されていることを検知するとカメラが自動的に無効になる、と説明しています

Engadget(2026年7月8日)は、このアップデートは必須で、順次配信されているとMetaが認めたと報じています。

録画中にランプを覆ったら?

以前は「ランプが見える状態で録画を始め、あとから覆う」という抜け道がありました。これについて、MetaのAR担当副社長アレックス・ヒメル氏が2026年8月下旬にThreadsで対策を発表したと、海外メディアが報じています。

報道によると、録画中でもランプが覆われればカメラが止まるようにするアップデートで、一部の利用者にはすでに届いているとのことです。ヒメル氏は、保護を回避しようとする人は「ごく一部」だとも述べたと伝えられています。

改ざんサービスへの対応

Meta公式発表によると、Metaはランプの改ざんサービスを宣伝する広告・投稿・Marketplaceの出品を削除し、場合によってはアカウントを停止します。改ざんサービスを売る個人や事業者には、法的措置も取るとしています。

撮った写真・動画はどこに保存される?

Meta公式発表によると、ギャラリー用に撮った写真・動画は、まずグラスの中に非公開で保存されます。スマートフォンに取り込むかどうかは、利用者が決められます。

取り込んだものはスマートフォンのギャラリーに保存されます。SNSなどに共有するかどうかも、利用者しだいです。取り込みに使う「Meta AI」アプリの設定は、Ray-Ban Metaの初期設定で紹介しています。

シャッター音は周りに聞こえる?

Meta公式発表によると、シャッター音はかけている本人には聞こえます。一方で、離れた人にも聞こえる音量にするのは「実用的ではない」と説明しています。

つまり、周りの人に撮影を知らせる役目は、主に撮影ランプが担っています。

撮影ランプだけで十分?

海外では、ランプがあっても十分ではないという声もあります。The Star(2026年9月2日、通信社配信記事)は、ランプの対策が強化されたあとも、批判的な意見が出ていると伝えています。

撮影ランプは「気づいてもらうための仕組み」です。周りの人が、白いランプの意味を知らなければ伝わりません。仕組みだけに頼らず、かける人の心がけも大切です。

日本ではどうなる?

Ray-Ban Meta (Gen 2・Gen 3)、Oakley Meta、Meta Glassesは、日本でも発売されています(2026年10月時点)。モデルと価格は日本で買えるMetaのAIグラス比較にまとめています。

Meta公式のプライバシーページは日本語版も公開されていて、撮影ランプと改ざん検知の説明は英語版と同じ内容です。日本で売られているグラスも、同じ仕組みだと考えられます。

なお、Museのアプリは2026年10月23日に日本でも提供が始まりましたが(Museが日本で提供開始)、MuseとAIグラスの連携は、2026年10月時点では米国のみです。詳しくはMetaのAIグラスとMuseの連携でできることをご覧ください。

当サイトからの提案:日本で使うときの心がけ

ここからは、Meta公式の案内ではなく、Muse Lifeからの一般的な提案です。法律の解説ではありません。

  • 撮影が禁止・制限されている場所では、カメラを使わない
  • 人を撮るときは、ひと声かけて了承をもらう
  • 電車の中や更衣室の近くなど、誤解を招きやすい場所では撮影しない
  • 「撮っていません」と伝えたいときは、グラスを外す・ケースにしまう

よくある質問

Q. AIグラスの撮影ランプはオフにできますか?

できません。Meta公式発表は、キャプチャLED(撮影ランプ)にオフスイッチはないと明記しています(2026年10月時点)。

Q. 撮影ランプを指やシールで隠して撮影できますか?

できません。Meta公式によると、第2世代以降のAIグラスはランプが覆われているとカメラが自動的に無効になり、見える状態に戻るまで撮影できません。

Q. 撮影ランプを壊したり改造したりするとどうなりますか?

Meta公式によると、ランプの物理的な改ざんや破壊をグラスが検知すると、カメラが自動的に無効になります。Metaは改ざんサービスを売る事業者への法的措置も表明しています。

Q. AIグラスで撮った写真・動画はどこに保存されますか?

まずグラスの中に非公開で保存され、スマートフォンに取り込むかどうかは利用者が決められると、Meta公式発表は説明しています。

Q. AIグラスのシャッター音は周りの人にも聞こえますか?

シャッター音はかけている本人には聞こえますが、離れた人にも聞こえる音量にするのは実用的ではないとMeta公式発表は説明しています。周りへの合図は主に撮影ランプが担っています。

まとめ

  • MetaのAIグラスには白い「キャプチャLED(撮影ランプ)」があり、オフにできない
  • 写真は短く点滅、動画は録画中ずっと点滅する
  • ランプを覆う・改造する・壊すと、カメラが自動的に無効になる(Meta公式)
  • 録画中に覆った場合も止まるアップデートは、2026年8月下旬に発表されたと報じられている
  • 仕組みに頼りきらず、撮影の前に周りへの配慮を

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出典

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