Ray-Ban MetaなどMetaのAIグラスの「ライブ翻訳」は、グラスをかけたまま会話の翻訳を聞ける機能です。結論:「Hey Meta、ライブ翻訳を始めて」と話しかけるだけで使えます。日本語にも対応していますが、インターネット接続が必要で、オフラインでは使えません(Meta公式ヘルプより、2026年10月時点)。

ライブ翻訳とは?

話しかけた内容をリアルタイムで翻訳し、音声で伝えてくれる機能です。Meta公式ヘルプによると、グラスのマイクとスピーカーを使って、海外旅行やビジネス、日常の会話で使うことを想定しています。

対応機種は、Meta公式ヘルプでは「Ray-Ban Meta」「Oakley Meta」「Meta Glasses」とまとめて案内されています。Ray-Ban Meta Audioは、後述するオフライン利用の対象外として名前が出ています(日本展開は2027年予定)。画面付きの「Meta Ray-Ban Display」もヘルプに名前がありますが、2026年10月時点で日本未発売のため、この記事では扱いません(詳しくは「Meta Ray-Ban Display(画面付き)は日本で発売される?」)。

日本語は使える?

使えます。 Meta公式ヘルプ(日本語版・英語版)を確認したところ、対応言語は次の2グループに分かれています。

グループ 言語 オフライン利用
言語パックをダウンロードすればオフラインでも使える(6言語) 英語・スペイン語・フランス語・イタリア語・ポルトガル語・ドイツ語 ○(Ray-Ban Meta Audioを除く)
Wi-Fiまたはモバイルデータ通信が必要(上記6言語+14言語) ヒンディー語・アラビア語・ロシア語・スウェーデン語・フィンランド語・中国語(北京語)・日本語・韓国語・インドネシア語・ベトナム語・タイ語・トルコ語・ギリシャ語・オランダ語 ×

つまり、**日本語は「対応しているが、ネット接続が必要な言語」**です。電波が届かない場所や、海外旅行中でモバイルデータ通信をオフにしているときは使えないので注意してください。

日本語がこのリストに加わったのは、Meta公式ブログ(日本語版、2026年6月28日)が伝えたソフトウェアアップデートです。このアップデートで日本語を含む14言語が追加され、ライブ翻訳は合計20言語間で使えるようになりました。アップデートは段階的に配信されたため、使えないときは「Meta AI」アプリとグラスの更新を確認してください。

発表時点の対象はRay-Ban Meta・Oakley Metaで、Ray-Ban Meta (Gen 3)はまだ発売前でした(Gen 3の日本発売は2026年9月24日)。現在の公式ヘルプは世代を区別せず「Ray-Ban Meta」を対象にしています。ただ、Gen 3を名指しして日本語対応を伝えた公式発表は、2026年10月時点で見つけられませんでした。

日本語対応・日本語音声コマンド全般については「Ray-Ban Meta・Oakley Metaは日本語で使える?対応機能まとめ」もあわせてご覧ください。

始め方

使う前に、グラスが「Meta AI」アプリにつながっていること、グラスとアプリが最新版であることを確認します。日本語はネット接続が必要な言語なので、Wi-Fiかモバイル回線につながった状態で使います(Meta公式ヘルプ)。

アプリから始める

  1. 「Meta AI」アプリで「グラス」をタップする(複数ある場合は左右にスワイプして選ぶ)
  2. 「翻訳」をタップする
  3. 「あなたの言語」と「相手の言語」を選ぶ
  4. 「開始」をタップする

【スクショ:Meta AIアプリの「翻訳」画面(あなたの言語・相手の言語)】日本で実機を確認したら追加

声で始める

  1. 「Hey Meta, start live translation(Hey Meta、ライブ翻訳を始めて)」と話しかける
  2. 「Meta AI」アプリで言語を選び、「開始」をタップする

公式ヘルプの例文は英語に日本語訳を添えた形です。日本語で「ライブ翻訳を始めて」と話しかけて動くかどうかは、公式ヘルプには書かれていません。確実なのはアプリから始める方法です。初期設定の流れは「Ray-Ban Metaの初期設定:Meta AIアプリとのつなぎ方」でも紹介しています。

使っているとどう聞こえる・見える?

公式ヘルプによると、開始するとグラスから音声で案内が流れます。そのあと、相手が話した内容が翻訳されてグラスのスピーカーから聞こえます。

翻訳したテキストは「Meta AI」アプリの画面にも表示されます。相手はその画面を見て読めます。アプリのスピーカーアイコンをタップすると、翻訳を音声で流すこともできます。

実際の使い心地は?(日本のメディアの試用レポート)

  • ギズモード・ジャパン(2026年7月14日):英語の講義を聞いたところ、話者より少し遅れて日本語が流れ、「そこそこ内容がわかる」程度に理解できたと報じています。専門用語には弱く、長時間だと途中で止まることもあったそうです。会話では、相手の言葉はグラスから日本語で聞こえ、自分の返事はアプリに英語で表示されたとしています。過去のやりとりをアプリで見返せる点も評価しています
  • 家電Watch(2026年7月8日):普通の音量で話す人の翻訳は、遅れが少なく内容もほぼ正確だったとしています。一方、早口のニュースでは追いつかずに途中が飛んだり、録音の車内アナウンスはうまく訳せなかったりしたそうです。翻訳音声が重なって、元の声が聞き取りにくくなる点も指摘しています

どちらも、目の前の人が普通の速さで話す場面が向いている、という評価です。騒がしい場所では、グラスのスピーカーの音が聞き取りにくくなるとも家電Watchは書いています。

オフラインでも使うには

海外旅行などで通信環境が不安定になりそうなときは、事前に言語パックをダウンロードしておくと安心です。

  • 「Meta AI」アプリで、使いたい言語の言語パックをダウンロードする
  • オフラインで使えるのは、英語・スペイン語・フランス語・イタリア語・ポルトガル語・ドイツ語の6言語のみ(日本語は対象外)
  • Ray-Ban Meta Audioは、言語パックをダウンロードしてもオフラインでは使えません

日本語を使う場合は、常にインターネット接続(Wi-Fiまたはモバイルデータ通信)が必要になる点を覚えておきましょう。

止め方

次のいずれかで終了できます(Meta公式ヘルプより)。

  • 「Hey Meta, stop live translation(ライブ翻訳を停止して)」と話しかける
  • グラスのタッチパッドを長押しする
  • 「Meta AI」アプリで「グラス」をタップし、「停止」をタップする

よくある質問

Q. Ray-Ban Metaのライブ翻訳は日本語に対応していますか?

対応しています。Meta公式ヘルプによると、日本語を含む20言語間で翻訳できます(2026年10月時点)。ただし、インターネット接続が必要です。

Q. オフラインでも日本語の翻訳は使えますか?

使えません。Meta公式ヘルプでは、オフラインで使える言語は英語・スペイン語・フランス語・イタリア語・ポルトガル語・ドイツ語の6言語のみで、日本語は含まれていません。

Q. ライブ翻訳の始め方は?

「Meta AI」アプリの「グラス」→「翻訳」で「あなたの言語」と「相手の言語」を選び、「開始」をタップします。グラスに「Hey Meta, start live translation」と話しかけてから、アプリで言語を選んで始めることもできます(Meta公式ヘルプより)。

Q. 翻訳はどのくらい遅れますか?

話者より少し遅れて翻訳が流れると、ギズモード・ジャパンが報じています。普通の速さの会話ならほぼ問題ない一方、早口のニュースなどは追いつかないことがあると家電Watchが書いています。

Q. 翻訳した内容は相手にはどう伝わりますか?

グラスのスピーカーから音声で聞こえるほか、「Meta AI」アプリの画面に翻訳テキストが表示されます。相手はその画面を見たり、スピーカーアイコンから音声を聞いたりできます(Meta公式ヘルプより)。

まとめ

  • ライブ翻訳は「Hey Meta, start live translation」で開始。日本語を含む20言語間で使える
  • 日本語はインターネット接続が必要な言語。オフラインで使えるのは英語など6言語のみ
  • 翻訳は音声で聞けるほか、「Meta AI」アプリの画面にもテキストが表示される
  • 止めるときは「Hey Meta, stop live translation」、タッチパッド長押し、アプリの「停止」のいずれか
  • 日本のメディアの試用では、普通の会話は実用的、早口や長時間は苦手との評価

AIグラスやMuseの新しい情報は、Muse LifeのXでお知らせしています。ぜひフォローしてください。


出典

※当サイトは非公式のファンサイトで、Meta社とは関係ありません。